札幌芸術の森・アートホール

札幌芸術の森・アートホール
札幌芸術の森・アートホール

【名称】札幌芸術の森・アートホール
【改修】
【現存】Yes
【所在地】北海道
【竣工年】19,951,987 年
【改修年】 年
【解体年】 年
【地上】2 階
【地下】1 階
【建築用途】その他
【構造種別】鉄筋コンクリート造
【制震・免震】
【コンクリートの種類】
【コンクリートの強度】 MPa
【使用したコンクリート】
【使用したコンクリートのW/C】
【個別技術】
【撮影者】非公開
【撮影年】 年
【投稿者】非公開

【構造物の諸元】


【構造物の特徴】


【コメント】
総面積40haの総合芸術施設「札幌芸術の森」に作られた地下1階,地上2階,塔屋1階,延べ床面積5,900m2のホールで,音楽・演劇・舞踊などの練習,発表の場として,1995年(平成7年)に竣工しました。鉄筋コンクリー卜の躯体に厚さ22cmのプレキャスト版が貼ってあります。ゴム型枠を駆使したこの版は 近郊で産出する「石山軟石積み」をモチーフに,彫りの深い斜めのスリッ卜(鋸目の模様)を交互に入れることによってダブルテクスチャー効果を創出させています。太陽のうごきで建物の姿も刻々と変化していきます。 アートホールへ向かうアプローチに,自然石の割り肌をイメージしたコンクリートブロックの美しい土止め擁壁があります。このブロックはウレタンゴムの抜型で1000x1000mm,最大厚さは300mmですが,0〜140mmの凹みをもたせています。このブロックを回転しながら組積することで,表情の変化をつけています。凝灰岩骨材を用いてエイジングによる自然への回帰を目指したという,光と影が織りなす擁壁です。竣工は1987年(昭和62年)です。