第10回 生コンセミナー
テーマ: 
性能規定型コンクリートの将来像   ―これからの歴史をつくる生コンクリート―


日時 :
平成15年7月16日(水) 13:30〜17:00
会場 :
国立京都国際会館 大会議場メインホール(1F)


 コンクリート工学年次大会2003(京都)が、来る7月16日(水)〜18日(金)の3日間にわたって国立京都国際会館で開催されます。 今年も大会初日の午後に「生コンセミナー(第10回)」を企画いたしました。

  昨今、地球環境保全の観点からコンクリート構造物の長寿命化が広く求められ、各部門で種々の取組みが行われております。
 平成12年の改正建築基準法が施行され、建築物の設計は、仕様規定型から性能規定型に移行しつつあります。 同年4月には「住宅の品質確保の促進に関する法律(品確法)」が施行され、住宅の耐久性に関する項目に劣化等級が規定されました。
  国士交通省は、平成13年度以降の生コンクリート発注に際して「水セメント比の上限規制」を導入しました。
 土木学会では「平成11年版コンクリート標準示方書[施工編]―耐久性照査型―」を皮切りに2002年制定版においてコンクリート標準示方書の全ての編を「仕様規定型から性能照査型」へ改定しております。
 このような状況から「第10回生コンセミナー」のテーマを「性能規定型コンクリートの将来像(これからの歴史をつくる生コンクリート)」といたしました。生コンクリートに関係する各部門の代表の方々が次のよ うなテーマで提言を行います。

【1】
コンクリート構造物の品質確保に関する取組み (国土交通省)
【2】
コンクリート建築物の品質向上にむけて (建築設計部門)
【3】
施工者が期待する生コンクリートの性能 (土木・建築)
【4】
生コン業界・骨材業界の取組み
【5】
性能規定型コンクリートの将来像 (試験機関)

 つぎにJCI単位水量調査研究委員会の中間報告を行い、その後、討論を行います。

 「性能規定型コンクリートの将来像」について、セミナーご参加の方々と共に活発な討論を通じて今後の指針・提案など具体的な方向を見出したいと願っております。
 つきましては、生コンの製造者や建設業者の方々は勿論のこと、発注者や研究者の皆様にも本セミナーに 多数ご参加をいただきたく、ご案内申し上げます。


社団法人 日本コンクリート工学協会
コンクリート工学年次大会2003(京都)

実行委員会委員長
西 林 新 蔵
生コンセミナー部会長
大 野 義 照




第10回 生コンセミナープログラム
テーマ: 
性能規定型コンクリートの将来像    ―これからの歴史をつくる生コンクリート―


【 I 】 趣旨説明
13:30〜13:40

 生コンセミナー部会長 大野 義照 (大阪大学)



【 II 】 提 言
13:40〜15:00

部  門
提言者
所  属
発注者
田中 基裕
国土交通省 大臣官房技術調査課
設計者
森高 英夫
(株)安井建築設計事務所 大阪事務所 構造部
施工者(土木)
竹田 宣典
(株)大林組 技術研究所 土木構造材料研究室
施工者(建築)
岩清水 隆
(株)竹中工務店 大阪本店 建築技術部
生コン生産者
佐藤 健
全国生コンクリート工業組合連合会
骨材生産者
山本 和成
(社)日本砕石協会 関西地方本部
試験機関
田村 博
(財)日本建築総合試験所



 休 憩
15:00〜15:20



【 III 】 JCI「フレッシュコンクリートの単位水量迅速測定及び 管理システム調査研究委員会」中間報告
15:20〜15:40

 委員長  吉兼 亨



【 IV 】 討 論
15:40〜16:50



【 V 】 総 括
16:50〜17:00

 生コンセミナー部会長 大野 義照 (大阪大学)