コンクリートの
トレーサビリティ確保技術に関する研究委員会

JCI-TC-123A
 
委員会設立主旨

 一般的な工業製品と同様に、コンクリートやコンクリート製品のトレーサビリティ確保への要望が高まっている。本専門委員会は、コンクリートの製造および施工過程におけるトレーサビリティ確保の実現に向けて、次のa)〜e)の研究を行い、個々のコンクリートに識別記号を付与し、それに対応した履歴情報を記録・管理する技術のあり方を検討することを目的とする。
 a)コンクリートのトレーサビリティ確保に関する現状技術と実施例の調査・整理
 b)個々のコンクリートに識別記号を付与する技術の検討
 c)コンクリートの製造・施工過程において記録・管理すべき履歴情報の整理
 d)履歴情報と識別記号をリンクさせたトレーサビリティシステムの試作
 e)上記トレーサビリティシステムの試行実験
 今後、コンクリートのトレーサビリティシステムが確立され、実務に導入されるようになれば、コンクリートの信頼性向上に寄与するとともに、品質管理や検査等の合理化・省力化にも役立つ。さらに、コンクリート構造物の維持管理段階では貴重な情報となり、ひいては構造物の長寿命化に貢献する等のメリットが期待できる。本委員会では、その一助となる成果を目指している。


 
 
活動計画

次の4つのWGを設置して活動する。

WG1(現状技術調査WG)
現在までに発表されている研究報告、各社が個別に試行している技術などを調査して整理する。
WG2(識別技術検討WG)
個々のコンクリートを識別するための技術について検討する。記録・保存した履歴情報と該当コンクリートを結びつけるための技術を対象とする。
WG3(履歴情報検討WG)
コンクリートのトレーサビリティ管理において、記録・保存すべき履歴情報を検討する。主に、コンクリート製造段階、施工段階を対象とする。
WG4(試行実験WG)
WG1,WG2およびWG3での検討を踏まえ,実工事における試行実験を実施してトレーサビリィティシステムの検証を行う。

(c)コンクリートのトレーサビリティ確保技術に関する研究委員会