コンクリート工学における
シミュレーションの検証と
妥当性確認に関するFS委員会

JCI-TC195F
 
委員会設立主旨

 コンクリート工学ではこれまで、コンクリート構造の力学挙動や劣化現象を、シミュレーションにより評価する試みがなされてきた。近年では汎用プログラムが普及し、採用しているモデルや計算過程がブラックボックス化しつつある。その結果、技術者がモデルの特性や適用範囲を理解せず、誤った方法で使用する懸念がある。また、得られた結果の妥当性を評価する際には実験値と比較されるが、種々のばらつきを含んだ実験値の評価方法についても体系的に整理されているとは言い難い。そこで本FS委員会では、コンクリート工学におけるシミュレーションの質の保証や信頼性の向上を図るために、コンクリート構造および材料に関するシミュレーションの検証と解析結果の妥当性確認(Verification & Validation, V&V)のための方法論や課題を明確にすることを目的とする。


 
 
活動計画

 本FS委員会を通して,主に下記に関する活動を行う。
 (1)アメリカ機械学会等において提示されているV&Vの手法をコンクリート工学へ適用した際の課題の抽出
 (2)コンクリート工学における材料ならびに構造実験で生じる結果のばらつきの定量化と不確定性の整理
 FS委員会終了後に研究委員会での活動が認められた場合は、これらの成果を基にして、コンクリート工学におけるシミュレーションのV&V手法の確立を目指す。


(c)コンクリート工学におけるシミュレーションの検証と妥当性確認に関するFS委員会