1. 危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会委員会ホームページ
    本委員会は、2019年度までの3か年にわたる活動に引き続き、共通試験WGおよびモニタリングWGにて活動を行う。共通試験WGでは、「端島(通称『軍艦島』)における補修材の効果検証に関する共通試験実施についての基本覚書」に則って、端島において様々な補修を施して暴露した鉄筋コンクリート試験体を対象に、定期的に劣化の進行状況や物理的・化学的な変化を観察・測定し、その結果に基づく分析から、塩害劣化の進行・抑制のメカニズムおよび補修効果を検討する。モニタリングWGでは、端島に残存する自然倒壊が間近に迫っている建築物(30号棟)を対象に実施されている遠隔地モニタリングの結果に基づく分析・解析を行い、鉄筋コンクリート構造物の自然倒壊メカニズムについて検討を行う。また、2019年度までの3か年にわたって活動した委員会の成果をコンクリート工学などの学会誌を通して広く公表する。
  2. コンクリート圧送工法指針原案作成委員会
    本委員会は、2017〜2018年度に活動した「コンクリート圧送技術調査委員会」において調査した成果を引き継ぎ、「コンクリート圧送工法ガイドライン2009および解説」の改正版となる 「(仮称)コンクリート圧送工法指針」を作成するべく活動を行っている。2020年度は引き続き指針原案作成を行い、年度末までに指針原案を完成させる。
  3. コンクリート基本技術調査委員会委員会ホームページ
    本委員会は、コンクリート工事における「準備工」、「製造」、「コンクリート工」および「品質管理・検査」などのコンクリート技術ごとにWGを編成し、それぞれに関連する基本技術と新技術を整理し情報発信を行うことを目的としている。2020年度は、準備工WGで鉄筋工の検討を、品質管理・検査WGで品質管理および検査のあり方の検討を行うほか、次に調査すべきテーマとして「コンクリートの運搬」を取り上げ、今後検討を進める予定である。また、報告会を開催し、製造WGで取りまとめたコンクリート製造時の品質管理と検査のあり方と、コンクリート工WGで取りまとめたコンクリートの打込み上面の仕上げについて、報告書を頒布する。
  4. コンクリート構造物の長期性能シミュレーションソフト作成委員会
    本委員会は、これまでに開発してきたLECCAシリーズを活用した検討事例集の整備を継続する。2019年度までに実施してきた講習会で収集したユーザーニーズに基づき、検討事例集の整備と今後の開発について検討を進めるとともに、ホームページ等を活用した検討事例の公開等についても検討する。さらなるユーザーニーズに収集のために、引き続き講習会の開催も検討する。
  5. マスコンクリートのひび割れに関する調査委員会
    本委員会は、次回の指針改訂に向けて前回の改訂内容の見直しのための検討を行うことを目的とする。2020年度は、
    (1) 2019年度に実施したひび割れに関するアンケート結果の整理を行う。アンケート結果およびひび割れ制御指針2008で実施した解析結果に対する新たに取得した設計用値を用いた再解析並びにそれらの結果に基づく、ひび割れ発生確率の見直しのための検討を行う。
    (2) 温度影響を考慮したひび割れ発生時強度、構造体強度を用いた引張強度発現式、若材齢時クリープを考慮した有効ヤング係数の見直し、2019年度に実施した外気温と打込み温度に関するアンケート結果のとりまとめを行う。
    (3) 「マスコンクリートソフト作成委員会」におけるひび割れ幅解析手法および湿気移動解析手法の指針への取込みの可能性について検討を行う。
  6. コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針改訂原案作成委員会
    本委員会は、本指針の改訂版の発行準備に向けた活動を実施する。また、質問対策や内容修正については、2019年度に引き続き必要に応じた対応を行っていく。具体的には、以下の活動を予定している。
    (1) 次回改訂版の発行のための準備と内容の検討
    以下の幹事会およびWGを設置し、具体的な活動を行う。
    第1章(全体調整)幹事会
    第2章(調査)改定WG
    第3章(原因推定)改定WG
    第4・5章(評価・判定)改定WG
    第6章(補修・補強)改定WG
    事例WG
    ソフト改定WG
    (2) 国内・海外事例の情報収集
    (3) ひび割れ判定ソフト 2013年度版に対する質問や修正対応と改訂にむけた内容改善の検討

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