ホーム > 出版物/JCI規準/論文投稿 > 日本コンクリート工学会販売図書一覧 > 日本コンクリート工学会販売図書一覧 > 3Dプリンティングによるコンクリート構造物構築に関する研究委員会報告書
A4判(CD-ROM付き)・185ページ(2021年刊行)
定価5,500円(税込)/会員価格4,950円(税込)
送料470円
近年、3Dプリンティング技術を建設分野に応用する技術開発が国内外で精力的に進められています。本技術は、型枠不要で様々な形状を直接製作できることから、省力化や工期短縮等の生産性向上のみならず、構造最適化による設計の合理化や軽量化、多様なニーズに応える高付加価値な技術やサービスの提供に発展する可能性を秘めています。しかしながら、その実用化には様々な課題が残されていることも、また事実です。
土木、建築、材料分野の専門家が一堂に会して2019年度に発足した「3Dプリンティングによるコンクリート構造物構築に関する研究委員会(委員長:石田哲也・東京大学)」は、前身の「3Dプリンティングのコンクリート構造物への適用に関するFS委員会(委員長:丸屋剛・大成建設(株))」の活動成果をふまえ、さらなる国内外の最新技術情報や活用事例の収集、本技術の適用対象の明確化、メリット・デメリットの抽出と研究領域の絞り込み、共通試験の実施、関連用語の統一に向けた検討、詳細な技術開発ロードマップの作成、さらには次世代の研究者や技術者に向けた先進的な技術情報の発信や動機付けの提供など、技術発展と実用化に向けた技術基盤を整備することを目的として2年3ヶ月の活動を展開し、その成果を報告書としてまとめました。本報告書が今後の技術の発展、実用化、普及の一助となれば幸いです。
【目次】