日本コンクリート工学会

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会誌「コンクリート工学」

コンクリート工学 Vol.60, No.4
2022年4月号

タイトル・著者

二酸化炭素の固定化からコンクリートに高機能化を付与する炭酸化混和材について
森泰一郎・庄司慎

概要

政府のカーボンニュートラル宣言を受け、各産業セクターでのカーボンニュートラルに向けた取り組みが加速している。CO2排出量削減に向けた施策の一つとしてセメント・コンクリート分野に関わるカーボンリサイクル技術が注目を浴びる中、セメント単位量を削減でき、出荷時までに炭酸化養生から従来品と同等強度を担保しつつCO2を吸収・固定化させたCO2吸収型コンクリートが実用化している。本稿では、CO2吸収型コンクリートのキーマテリアルである炭酸化混和材の開発と実証、および炭酸化養生から得られる特徴など、これまで得られた知見をレビューする。

キーワード

カーボンリサイクル、炭酸化混和材、γ-2CaO・SiO2、CO2吸収型コンクリート、炭酸化、CO2吸収・固定

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