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AI技術を活用した配筋検査システムの社会実装
宮本高明・平謙二・平陽兵・小林直広
配筋検査は、施工を進める上で重要な位置づけにあるものの、一連の検査作業の準備や、検査作業、その後の報告書作成に時間と手間を要している。筆者らはステレオカメラとAI技術を用いた配筋検査システムの開発を開始し、現在、多くの現場で活用されている。加えて国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(PRISM)」に採択され、本技術を実現場にて試行し、導入効果や社会実装の実現性が高いとの評価(A判定)を得た。今後更なる普及を見据え、これまでにない下層配筋計測、広範囲計測、およびシース管計測の機能を開発した。
配筋検査、画像処理、AI、ステレオカメラ、施工管理、i-Construction