オランダにおける自己充てんコンクリート実用化の現状と今後の展望
高田和法・J. C. Walraven・W. Bennenk


概要:
自己充てんコンクリート(高流動コンクリート:SCC)が開発されて約12年が経ったが、近年、ヨーロッパを中心とする海外の国々でも実用化の動きが盛んである。そのような背景のもと、1997年にはRILEMにSCC研究委員会が設置され、State of the Art Reportの2000年刊行に向けた作業が行われている。また、1999年9月にはSCCを単独テーマとする国際シンポジウムが国外(スウェーデン)で初めて開催された。そのような中で、オランダのコンクリート業界は、日本で蓄積されたSCCに関する知見を最も適正に自らの製造環境に反映させ、現在SCCの急速な普及を実現している好例と言える。そこで本稿では、オランダにおけるSCCの開発・実用化について以下の視点から述べ、日本のコンクリート技術者にその現状を紹介する。
(1)オランダにおけるSCC開発の歴史と経緯
(2)オランダ・生コン業界における取り組みとこれまでの実績
(3)オランダ・プレキャスト業界における取り組みとこれまでの実績
(4)将来展望
キーワード:
自己充てんコンクリート、オランダ、生コン、プレキャストコンクリート、実用化、普及、将来展望

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