RCヒンジリロケーション接合部の実用化
石川裕次・麻生直木・中根一臣・平林聖尊


概要:
近年、鉄筋コンクリート(RC)造では、コンクリートおよび鉄筋の高強度化に伴い、柱梁接合部の断面縮小化が進められている。しかしながら、RC柱梁接合部では梁主筋を定着するとともに、接合部に作用するせん断力および曲げモーメントを伝達する必要があり、接合部内の応力状態が厳しくなる傾向にある。そこで、本研究では、2つの構造実験フェーズを実施し、梁主筋(2段筋)をU字形筋および機械式定着を用いて梁部材の塑性ヒンジ位置を、通常の柱面から、スパン中央方向に梁端部に移動させるヒンジリロケーション接合部の開発を行い、実構造物への実用化を行った。
キーワード:
鉄筋コンクリート構造、接合部、塑性ヒンジ、通し梁主筋定着、機械式定着、2段筋、U字形筋

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