セメント系材料の時間依存性挙動に関する研究委員会

JCI-TC061A
 
委員会設立主旨

 本研究委員会の目的は、セメント系材料を含めた準脆性摩擦材料のクリープ、乾燥・自己収縮、耐久性等に関わる時間依存性を持つ力学的メカニズムを明らかにし、モデル化の現状に関して広く取り纏め、これらの知見に基づき体積変化の推定方法の改善とその利用方法を提言することである。本委員会では以下の具体的な目標を定めて活動を行う予定である。
(1)コンクリートのナノ空隙構造とクリープ、乾燥・自己収縮との関係を明確化
(2)構造設計のためのクリープ、乾燥・自己収縮の推定モデルの精度向上
(3)最近の当該現象による不具合やその対策等に関する事例の整理、現状の予測技   術の問題点の整理
(4)世界的な研究の方向と、ACI、FIB、JCI設計式の比較考察


 
 
活動計画

各項目ごとにWGを形成して作業を進める。
(1)コンクリートのナノ空隙構造とクリープ、乾燥・自己収縮との関係を
(2)構造設計のためのクリープ、乾燥・自己収縮の推定モデルの精度向上
(3)最近の当該現象による不具合やその対策等に関する事例の整理、現状の予測技   術の問題点の整理
(4)世界的な研究の方向と、ACI、FIB、JCI設計式の比較考察


(c)セメント系材料の時間依存性挙動に関する研究委員会