目 的 と 活 動

JCI関東支部は、平成8年10月4日に設立されました。JCIでは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県および長野県の1都9県を関東地区に指定しておりますので、これらの都県のJCI会員が関東支部を構成しています。
 関東支部は支部役員会によって運営されております。支部役員会は、各都県(便宜的に"地区"と呼称)から選出される役員10名と各職域を代表する役員約20名、計約30名の役員で構成されています。各職域からの役員数は、大学関係4名、官公庁関係4名、建設業関係4名、生コン業関係2名、セメント業関係1名、コンクリート製品関係1名、コンサルタント・設計事務所関係1名、混和剤関係1名、その他(公益企業、混和材、骨材等)1名が標準となっており、会員の職域構成比率が勘案されています。このように関東支部では、コンクリート関係の様々な分野の代表が運営に携わるようになっております。
 関東支部はJCIの支部の中で最も大きな組織であり、JCI会員の約45%が関東支部に所属しています。また、関東支部にはJCI本部が所在する東京都が含まれるため、JCI本部の運営や活動をバックアップするのが関東支部の役割の1つとなっています。これらの諸点を考慮し、関東支部では、他の支部とは幾分異なり、各地区が会員への情報提供や技術向上のサービスを中心とした活動を行っています。具体的には、有益な講演会、講習会、シンポジウム、見学会など開催しています。これらの各地区の企画は一般に公開し、関東支部のJCI会員ばかりでなく、一般の方々にも自由に参加できるよう配慮しております。
 関東支部では、平成12年4月にJCI支部の中で初めて「若手会21」と呼称する組織を発足させました。この会は40歳未満の研究者および技術者で構成されており、21世紀を担う若手同士が、専門分野を超えた互いの交流、技術の研鑽などを行うとともに、自由かつ斬新な発想に基づいて、建設分野およびコンクリート分野の将来の在り方について意見交換を行うなどの活動を行っております。