マスコンクリ−トソフト作成委員会報告書(2003年11月)
 ■コンクリ−トの初期ひび割れおよびひび割れ進展の解析方法






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目 次
■第T編 基礎理論編
1.複合水和発熱モデル
 1.1 はじめに
 1.2 水和発熱過程のモデル化
  1.2.1 基本概念と一般式
  1.2.2 各鉱物の反応の基準発熱速度
  1.2.3 各鉱物反応の温度活性
  1.2.4 エトリンガイトの生成反応モデル
  1.2.5 構成要素間の反応相互依存性の評価
 1.3 断熱温度上昇履歴に対する検討
 1.4 疑似断熱温度上昇実験に対する検討
  1.4.1 実験と解析の概要
  1.4.2 実験結果と解析結果の比較
 1.5 土木学会式との比較
  1.5.1 普通ポルトランドセメント
  1.5.2 早強ポルトランドセメント
  1.5.3 中庸熱ポルトランドセメント
  1.5.4 高炉セメントについて
  1.5.5 フライアッシュセメントについて
  1.5.6 全体的な傾向
 1.6 まとめ
2.乾燥収縮モデル
 2.1 はじめに
 2.2 水分移動解析
 2.3 乾燥収縮モデル
  2.3.1 微視的機構に基づく収縮モデル(毛細管張力モデル)
  2.3.2 実験・統計モデル
3.自己収縮モデル
 3.1 はじめに
 3.2 既往の自己収縮モデル
  3.2.1 土木学会コンクリ−ト標準示方書の自己収縮モデル
  3.2.2 Eurocode prENの自己収縮モデル
 3.3 セメントの種類を考慮した自己収縮モデル
 3.4 コンクリ−ト温度の影響
4.クリ−プモデル
 4.1 はじめに
 4.2 一軸状態下でのクリ−プモデル
 4.3 多軸応力状態下でのクリ−プモデル
 4.4 クリ−プの計算方法
  4.4.1 Step-by-Step法
  4.4.2 Rate Type理論
5.マスコンクリ−トの表面ひび割れ幅解析
 5.1 マスコンクリ−トの表面ひび割れ幅解析の基礎理論
  5.1.1 マスコンクリ−トの表面ひび割れについて
  5.1.2 表面ひび割れ幅を計算するための基本式の導出
  5.1.3 対象とする表面ひび割れと定式化を行う際の仮定
  5.1.4 応力解放領域
  5.1.5 第1段階(ひび割れが鉄筋に達していない場合)
  5.1.6 第1段階(ひび割れが鉄筋に達している場合)
  5.1.7 第2段階
 5.2 CPひび割れ幅法による解析例
  5.2.1 構造物の概要
  5.2.2 CPひび割れ幅法による解析方法
  5.2.3 3次元モデルによるひび割れ解析方法
  5.2.4 解析結果
6.ハイブリッドCP/FEM法
 6.1 はじめに
 6.2 ハイブリッドCP/FEM法の概要およびその定式化
  6.2.1 ハイブリッドCP/FEM法の概念
  6.2.2 体積領域の剛性方程式の誘導
  6.2.2 付着剛性の定式化
 6.3 付着応力〜すべり関係と付着喪失領域の関連に対する解析検討
 6.4 有限要素法との比較による本手法の妥当性検証
 6.5 まとめ
7.厚肉床版の温度応力解析
 7.1 はじめに
 7.2 断面形状の時間変化を考慮に入れた初期ひずみおよび外力を受けるはり構造の変形解析理論
 7.3 本解析手法の妥当性検証
  7.3.1 施工検証実験の概要
  7.3.2 施工検証実験に対する解析検討
 7.4 PC床版ひび割れ危険度の検討とひび割れ対策の一例
  7.4.1 中之沢橋の施工および変形解析概要
  7.4.2 膨張材の有無が応力に及ぼす影響
  7.4.3 打設履歴の違いが応力に及ぼす影響
  7.4.4 床版への強制荷重による引張応力の低減効果
  7.4.5 鋼桁の強制温度による引張応力の低減効果
 7.5 まとめ

■第U編 応用編
1.JCMAC1による温度応力解析
 1.1 建築物の事例(CFT高層集合住宅基礎部の温度応力解析例)
  1.1.1 対象構造物の概要
  1.1.2 解析概要
  1.1.3 温度解析結果
  1.1.4 温度応力解析結果
  1.1.5 まとめ
 1.2 2連ボックスカルバートの例
  1.2.1 対象構造物の概要
  1.2.2 実測結果
  1.2.3 解析概要
  1.2.4 温度解析結果
  1.2.5 温度応力解析結果
  1.2.6 まとめ
 1.3 トンネル覆工コンクリ−トの事例
  1.3.1 対象構造物の概要
  1.3.2 実測結果
  1.3.3 解析手順
  1.3.4 解析条件
  1.3.5 解析結果
2.JCMAC2新バ−ジョンの利用マニュアル
 2.1 解析対象
 2.2 解析条件と物性値
 2.3 温度解析の流れ
 2.4 ひび割れ解析の流れ(CPひび割れ幅法によるひび割れ解析)
3.JCMAC2の解析事例
 3.1 壁状構造物
  3.1.1 対象構造物の概要
  3.1.2 実験結果
  3.1.3 解析概要
  3.1.4 解析結果および実験結果との比較
 3.2 ボックスカルバート
  3.2.1 解析対象の概要
  3.2.2 RCボックスカルバート側壁部のひび割れ実測結果
  3.2.3 解析概要
  3.2.4 解析結果および実測結果との比較