日本コンクリート工学会

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コンクリートの基礎知識

骨材

 骨材(aggregate)は、コンクリートの体積の約7割を占め、その品質がコンクリートの諸性質に及ぼす影響は大きい。したがって、良い品質のコンクリートをつくるためには、堅硬かつ物理的・化学的に安定であり、適度な粒度(grading)・粒形を有し、有害量の不純物(impurity)・塩分等を含まない良質の骨材を使用することが基本である。

 しかし、最近のコンクリート用骨材は、資源的・地域的な制約から、多種多様化するとともに、品質の優れているものだけを使用できる状況にはない。したがって、やむを得ず低品質の骨材を使用しなければならない場合には、コンクリートに要求される性質と骨材の品質との関係を十分に把握し、必要に応じて配合設計(mix design)に特別な配慮をはらうなどの処置が必要である。

(上記内容は、コンクリート技術の要点'07からの抜粋です。詳細はそちらをご確認下さい。)

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