日本コンクリート工学会

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標準化委員会所管の委員会

 

  1. 規準・指針管理委員会
    研究専門委員会および規準・指針原案作成委員会等から提案および審査の申請がなされた規準原案・指針原案に対し、「日本コンクリート工学会規準・指針の制定/改正に関する規程」に基づく審査を行い、妥当と判断された原案については理事会へ付議する。また、制定済みのJCI規準で制定(もしくは前回確認および改正)から5年経過したものについて使用状況の調査を行い、確認/要改正/要JIS化/廃止の判断を行う。
  2. コンクリート試験方法JIS原案作成委員会
    (1)主務大臣に改正申出済みの以下の規格について、改正公示に向けて日本産業標準調査会および日本規格協会との調整を図る。
    1)JIS A 1107 コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法
    2)JIS A 1121 ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法
    3)JIS A 1123 コンクリートのブリーディング試験方法
    4)JIS A 1136 遠心力締固めコンクリートの圧縮強度試験方法
    5)JIS A 1153 コンクリートの促進中性化試験方法
    6)JIS A 1156 フレッシュコンクリートの温度測定方法
    (2)2024年度に見直し期限を迎える規格について、改正要否の検討を行う。
  3. ISO/TC71対応国内委員会
    (1)ISO/TC71総会および各SCの会合にTC委員会マネージャ、SC議長・委員会マネージャ、WGコンビーナおよび関連分野のエキスパートを派遣し、日本が主導する規格開発の説明を行い、規格作成に日本の意見を反映させる。
    (2)ISO/TC71において、次の議長、委員会マネージャ、コンビーナ、エキスパート(WG)、およびSC担当委員の役割を遂行する。
    1)TC71(コンクリート、鉄筋コンクリートおよびプレストレストコンクリート):議長および委員会マネージャ
    2)SC1(コンクリートの試験方法):エキスパート(WG)
    3)SC3(コンクリートの製造及び施工):コンビーナおよびエキスパート(WG)
    4)SC4(構造コンクリートの要求性能):エキスパート(WG)
    5)SC5(コンクリート構造物の簡易設計標準):エキスパート(WG)
    6)SC6(コンクリートの新しい補強材):議長、委員会マネージャ、コンビーナおよびエキスパート(WG)
    7)SC7(コンクリート構造物の維持および補修):議長、コンビーナ、エキスパート(WG)
    8)SC8(コンクリートおよびコンクリート構造物の環境マネジメント):議長、委員会マネージャ、コンビーナおよびエキスパート(WG)
    9)TC71/WG1(コンクリート構造物のライフサイクルマネジメント):コンビーナおよびエキスパート
    (3)国内関係機関と連携し、ISO/TC71から提案される各種規格案等の投票に対応する。
    (4)日本から提案する次のISO規格案について、国内外において情報収集・意見収集を行うとともに、各国との調整を行い、早期の規格化を図る。
    (新規)
    1)コンクリート構造物のライフサイクルマネジメントにおける建設(施工)段階でのマネジメントに関する国際標準
    (継続)
    1)コンクリートの発注・製造・品質管理に関するISO 22965-1及びISO 22965-2(改正)
    2)コンクリート構造物の地震後継続利用のための性能評価に関する国際標準
    3)コンクリートおよびモルタル用合成短繊維に関する国際標準
    4)繊維強化ポリマー(FRP)によるコンクリートの補強-試験方法ISO 10406-1(改正)及びISO 10406-2(改正)
    5)コンクリート構造物のFRP補強材:FRPシートの仕様に関するISO 18319(改正)
    6)セメント系材料を用いた補修補強工法に関するISO/CD 5091-1、ISO/CD 5091-2、ISO/CD 5091-3およびISO/CD 5091-4
    7)コンクリート構造物の維持補修に関するISO 16311-1(改正)、ISO 16311-3(改正)およびISO 16311-4(改正)
    8)コンクリートおよびコンクリート構造物の環境マネジメントに関するISO 13315-1(改正)およびISO 13315-2(改正)
    9)コンクリートおよびコンクリート構造物の環境マネジメントに関するISO 13315-3(構成材料及びコンクリートの製造)、ISO 13315-5(コンクリート構造物の施工)およびISO 13315-7(リサイクルを含む最終段階)
    10)コンクリート構造物のライフサイクルマネジメントにおける計画・設計段階でのマネジメントに関する国際標準
    (5)ISO/TC156/SC1(Corrosion control engineering life cycle)のリエゾンマネジャーを務める。
    (6)コンクリート用語(環境配慮型コンクリートに関する用語を含む)の定義についての検討WG発足をISO/TC71へ提案すべく、その準備に向けたタスクフォースをISO/TC71対応国内委員会に設置して活動を開始する。
  4. 再生骨材に関するJIS改正原案作成委員会
    再生骨材および再生骨材コンクリートに関し、国内外における利用実態および各国規格・ISO規格の状況・方向性を見極めつつ、用途拡大を図り普及を促進させ、以てカーボンニュートラル社会・資源循環型社会の構築に資することを目的として、以下のJISについて市場の実態・要求に即した改正原案を作成する。
    ・JIS A 5021(コンクリート用再生骨材H)
    ・JIS A 5022(再生骨材コンクリートM)
    ・JIS A 5023(再生骨材コンクリートL)
    なお、本事業は一般財団法人日本規格協会との原案共同作成事業(公募事業)として実施する。
  5. カーボンリサイクル評価方法のJIS原案作成委員会
    コンクリート構成材料及びコンクリートのカーボンリサイクル評価方法に関するJISの開発を行う。

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