ホーム ＞ イベント情報 ＞ 講演会・シンポジウム ＞ 本部主催の学術講演会・シンポジウム・講習会 ＞ 「危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会」報告会（ハイブリッド形式） —参加募集—
開催日：2024年7月1日（月）
申込締切：2024年6月17日（月）
主催：公益社団法人 日本コンクリート工学会
長崎市にある端島（通称、軍艦島）には、大正5年に建設された国内初の高層鉄筋コンクリート造集合住宅（30号棟）を含むRC造建築物が現在も残存していますが、炭坑閉山後40年以上経過し、非常に厳しい塩害環境下にあるため、構造安全性が問題視される建築物も少なからず生じてきています。一方で、端島全体が2014年10月に国の史跡指定を受けるとともに、2015年7月には世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として端島の炭鉱施設が登録され、激しく劣化したRC構造物の保存対策も喫緊の課題となっています。2015年6月に、長崎市よりJCIに対して研究委託がなされ、「供用不可まで劣化破損が進行したコンクリート構造物の補修・補強工法に関する研究委員会」（委員長：野口貴文・東京大学教授）が設置され、更なる劣化防止および倒壊防止を目的とした補修方法および補強方法、ならびにそれらの施工方法について集中的な検討が2か年にわたり行われました。JCIでは、その後この活動を発展的に継続するため、2017年4月に「危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会」（委員長：岩波光保・東京工業大学教授）を設置して、様々な活動を展開してきました。
このたび、危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会のこれまでの活動状況を紹介する報告会を開催することとしましたので、関係各位お誘いの上、奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。
1. 開催日時
2024年7月1日（月） 14：00〜16：30
2. 開催場所
日本コンクリート工学会 11階 会議室（東京都千代田区麹町1-7相互半蔵門ビル）
3. オンライン配信方式
ライブ配信 ※翌営業日から1週間の録画見逃し配信（オンデマンド）も用意します。
4. プログラム（予定）
| 14：00〜14：15 | 開会挨拶および全体概要 岩波光保（東京工業大学） |
| 14：15〜14：45 | 端島炭坑における整備事業の概要 栗脇善朗（長崎市役所世界遺産室） |
| 14：45〜15：30 | 危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会「共通試験WG」の活動状況 —屋外暴露7年目までの経過報告— 澁井雄斗（日本建築総合試験所） |
| 15：30〜16：15 | 危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会「モニタリングWG」の活動状況 椛山健二（芝浦工業大学） |
| 16：15〜16：30 | 総括および閉会挨拶 野口貴文（東京大学） |
（内容および時間は、都合により変更することがありますので、あらかじめご了承ください。）
5. 参加費
消費税込み
| 正会員（個人） | 4,000円 |
| 名誉会員・終身会員・フェロー会員※1 | 2,500円 |
| 団体会員※2 | 5,000円 |
| 会員外 | 6,000円 |
| 学生会員※3 | 2,500円 |
| 学生会員外※3 | 3,000円 |
※1 JCIの名誉会員・終身会員・フェロー会員の方は、必ず会員証のコピーをご提出ください。
※2 本学会団体会員の役員・職員
※3 学生の方は、必ず学生証のコピーをご提出ください。
6. 申込方法
| 1） | 参加申込はWebサイトからのオンライン申込となります。申込は4月10日（水）に開始予定です。申込用Webサイト（イベントペイ）は、対面参加用申込サイトとオンライン参加用申込サイトに分かれていますので、どちらか一方からお申込ください。申込サイトへは、以下のリンクをクリック、もしくはQRコードをスマートフォン等で読み込んでアクセスしてください。
各参加者に個別のID／パスワードを設定する都合上、お申込は参加者ご本人から1名ずつお願いいたします。複数名まとめてのお申込はできません。また、請求書の発行によるお支払いも受け付けておりません。 |
||
| 2） | 報告会サイトのURLおよびログインID／パスワードのお知らせは、配信開始日の1週間前頃を予定しております（URLおよびID／パスワードは、対面参加でお申込の方にも発行いたします）。 | ||
| 3） | 対面参加でお申込の方には、入金確認後にご登録メールアドレス宛にQRチケットを発行いたします。会場への入場にはこのQRチケット（スマートフォン等の画面表示、もしくは紙に印刷したもの）のご提示が必要となりますので、必ず会場へお持ちください。 |
7. 申込締切
2024年6月17日（月）24:00にてWeb受付を終了します。ただし、定員（対面参加30名、オンライン参加120名）になった時点でも締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。なお、6月19日（水）までに参加費の支払いが完了していない場合には、参加申込は無効とさせていただきますので、ご注意ください。
8. 問合せ先
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12F
公益社団法人 日本コンクリート工学会 「危急存亡報告会」係（担当：綿貫）
TEL：03-3263-7204／FAX：03-3263-2115
E-mail：hashima@jci-net.or.jp
8. CPDについて
オンライン形式による講習会等がCPD単位の認定対象となっているか否かについては、本学会に受講証明書の発行依頼を行う前に、必ず申請先の団体にご確認をお願いいたします。CPD・CPDS申請用の受講証明書をご希望の場合は、申請先団体の書式へ必要事項を記入のうえ、84円切手を貼付した返信用封筒とともに上記の問合せ先へご郵送ください。受講証明印を捺印のうえ、返送いたします（郵送での対応のみとなります）。ただし、受講証明印の捺印は次の3つの条件を満たした場合に限ります。（1）参加登録した者であること、（2）対面参加の場合はQRチケット提示による入場記録があること、オンライン参加の場合はログインした報告会サイトにプログラムの90%以上の視聴記録があること、（3）7月8日（月）までに簡易レポートが提出されていること。簡易レポートは100字以上とし、Wordファイルで作成し、上記問合せ先までメール添付でご提出ください。（1）（2）（3）を事務局にて確認したうえで順次受講証明書を返送いたします。
